ベース教室

先日、知り合いからベースを教えてくれと頼まれた。

しかも、先ずはこの一曲を二時間で弾けるようにして欲しいという話だ。

もう大喜びで、お引き受けさせていただいた。

 

ベース。。。弾き始めて、もうすぐ40年になる。

教えてあげたい事は山のようにある。

そして、今も追い求めているものも沢山ある。

その結果、今のところ一番大事なのはグルーブを自由自在にコントロールする力だと思っている。

ベースを演奏する時は、ほとんどがバンドメンバーと一緒に曲を演奏する時だ。

その中でテンポを握っているのはドラム。

でもドラムの音は頭にパンとかドンとか鳴ったら、それでお終い。

シンバル以外でその後の残響を一つづつコントロールする事は無い。

そうなると、テンポはドラムの刻むリズムで決まるが、ベースは弾いた後の伸びる音によってネッチョリしたノリにするのか、シャキシャキしたノリにするのか、といった選択が出来る。

もちろん、ドラムのビートにも前、ジャスト、後ろなどの表現力はあるが、グルーブはベースがどこまで伸ばしてどこで切るか、そしてそれをどれだけ自由自在にコントロールできるかに掛かっている部分が大きいと思う。

だから基礎練習でメトロノームにピッタリ合わせて弾けました、なんてのは当たり前で、本当の基礎練習はメトロノームにピッタリ合わせて毎回同じところまで我慢して伸ばせました、が正解だと思う。

そして、もう一つ大事なのが両手の動き。

いかに無駄な力が入って無くてエレガントかという事。

これは楽器だけでは無くすべてのジャンルの達人に共通して言えることだろう。

イチロー選手の捕球してから投げるまでの動き、ベテラン銀行マンのお札を数える手さばき、一流料理人の下ごしらえからお皿に盛りつけるまでの流れ。。。すべてそうだ。

正確で疲れなくて怪我がなくて、しかもスピードがありながらも優雅な動き。

ベースに関していえば、左手は押さえている指よりも支えている親指がどこにあるか?や手首の角度などが重要だと思う。

でもこんな事を言い出したら、ベースを持つ前に二時間経ってしまうのでちょっと方向性を変えなければいけない。

『二時間で弾けるようになる』よりも『二時間で弾けるようになるための方法をすべてお伝えする』事が出来れば大成功だ。

もう少し時間があるので、準備をキチンとしていこう。

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